沈黙のWebマーケティング(松尾茂起)を読んで

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業界では超有名なウェブライダー松尾茂起(@seokyoto)さんの本です。
Webマーケティングについて、マンガ風のイラストと物語として分かりやすいストーリーで展開するとても斬新な一冊です。
これ、Kindleの半額セールで随分前に買ってたのですが中々読めておらず、ようやく今回読みました。
そこで心に残ったポイントと感想をいくつか書きたいと思います。

Webデザインの本質は”言葉”

Webでものを売りたい場合、人がWebでものを購入する際の動機を知ること重要だということ。実際にはサイトのデザインだけ洗練されていても文章があまりなく、人の血が通っていないサイトだと物を買おうと思わない。「だからこそ、その商品やブランドの魅力は”言語化”しなければならない。」
”言語化”はSEOだけじゃなく、ユーザーに対しても重要なんですね。

マイナスをプラスに転換する!

競合がうってきた策に対して、そのまま受けるんではなくマイナスをプラスに転換する。
物語の中では競合サイトが比較サイトにサイトを掲載しないというのを逆手にとり、こちらはあえて掲載を断っているというスタンスで対抗。マイナスに見えるようなことでもうまく転換していくように思考を変えていくというのは仕事をする上で常に気をつけていきたい項目ですね。

おもしろいコンテンツを作りたいなら「funny」ではなく「interesting」

単におもしろいと言っても意味合いは深い。「funny」なコンテンツは発想力が必要になり、中々素人ではできないのはよく分かる。業界でいくとバーグハンバーグバークさんとかLIGさんとかでしょうか。
「interesting」で人の感情を動かすコンテンツが重要。シェアされるにはパターンがある。人間の欲求と照らしあわせて動やったら共感を呼んでシェアされやすいかを考える。

この本、物語の内容はWebでも見れるのですが、章ごとに物語で出てきたノウハウをまとめて解説してくれているのがすごく分かりやすくていいですね。
物語の後で解説を見ることで現場での利用イメージがついてすっと頭に入ってきた感じです。

 

今まで、買ってはいたものの読めていませんでしたが、自分がブログを書いて実際のコンテンツのあり方に興味を持っている今だからこそ、この本を読めてよかったと思います。コンテンツマーケティングを考えるには非常に分かりやすいのでこの本は必須で読むべきですね。

 

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