wenaに見るソニーが進むべき今後の方向性

ソニー

2015-11-11_021804

ソニーのことになるとどんどん妄想が加速していく、ブログ王子です。

今回はコチラ
http://wena.jp/
です。

サイトを見る限り、SONYのロゴもなく、どこが作ってるか分からない位な感じですが、これ、実はソニーが作っています。
しかも通常の販売ではなく、今回、クラウドファンディングで出資者を募り開発するということを行っています。

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングという言葉、最近ちらほら出てきてますが、実際どういうものなのか。
簡単に言えばネットで不特定多数の出資者を募るという仕組みです。ネットで収集する分、幅広いユーザーにアプローチできるため一人ひとりの出資額が少なくても大きな金額が集まりやすくなります。今回、ソニーは、このwenaの開発に関して出資者を募って見事予定の10倍以上の出資が集まり、日本のクラウドファンディング史上でもまれに見る1億円という資金をあつめました。もちろん、ただではなく、申し込んだ方は購入できるという仕組みですが、これだと受注生産になるのでメーカー側としてはロスを最小限に抑えることができます。

クラウドファンディングという名の受注生産

今回のwenaの事例をみてこのクラウドファンディングという仕組み、実にソニーに向いていると思いました。
実際、さんざん色んな物作ってきていると思いますが、ソニー製品売れてるんでしょうか?ビックカメラとかに置いてますがその在庫の費用たるや。。そう考えるといっそのこと全製品ネットで販売、一定量あつまったら開発して販売しますという仕組みに変えたほうがいいんじゃないでしょうか。結局中国とか台湾の格安メーカーからどんどん新しい製品が出てきた時にソニーはそこに真っ向から挑んでいくべきかでいうとやはり違うでしょう。そう考えると一定のソニーファンに対し、常に新しい物を提供し続ける。それでいいんじゃないでしょうか。

エレキ事業は儲からない?

では、実際、仮に全てを受注生産にしたとして、それでこういったエレキ製品がソニーの事業を回復させられるのか。答えは「No」でしょう。ただ、それでいいと思います。エレキ事業に関しては受注生産にし、利益が出なくていい。要は赤字にならなけりゃいい。赤字を出して足さえ引っ張らなければ、儲けるのは金融で。じゃ、「金融だけやればいいやん」というのは短絡的すぎるのではと思います。やはりソニーのすべての事業、例えば医療分野など新しい事業への参入を進めていけるのはソニーのブランド力があってこそ。それは過去に築き上げた新しい製品を作って世の中に新たなイノベーションを与え続けたエレキ事業の功績があってこそだと思うのです。

新しいモノを作り続けるソニーが好き

やはり、僕はソニーが好きです。世の中がiphone Appleに向いてる中でもやはりソニーが好きなのです。それは、いつもソニーが新しい物を作り続けてくれるから。Apple watchの元となるsmart watchなんてソニーはすでに3年前に作ってるんです。世の中に浸透させるにはまだタイミングが早すぎたのか。でもそれをやり続けてくれる会社がないと、結局楽しい未来が出てこない。今のように大きくなりすぎて、ちょっとほころびが出ると大きな損失になりうるような事業形態をやめ、リスクなく新しい物を作り続けられるように。wenaの成功を見て、ソニーが向かうべき方向はここじゃないかと思った今日このごろ。ブログ王子でした。

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