できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践(村山 佑介, 井上 達也 )を読んで

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できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践。アユダンテの村山さんの本です。これは前から気になってたんですが、わざわざSearch Consoleの使い方の本を買うのはなぁ。。と思ってちょっと腰が重かったのですがチラッと立ち読みして、かなり深く追求している感じだったので買って読むことにしました。

単なる使い方の本ではない

そもそもこういうツール本は基本、ボタンを一個一個説明してある感じでもちろん初めて触ったりする場合にはいいんですがさんざん使ってるサチコの機能をあらためて見てもなぁ。。と思ってたのですが買ってみて内容の違いにびっくりしました。今回、できるシリーズでも表紙のデザインが今までのできるシリーズとは違って異色を放つデサインでしたが、そのあたりも今までのシリーズと違うという意思表示なのかもしれません。

実際目次を見てみても、メニューをイチから説明するのではなく、SEOでサイトを分析していく際に必要な項目ごとに章が別れており、それぞれのシチュエーションで使うべき機能が載っている形式のため単なる機能紹介の本ではなく非常に価値のある内容となっています。

SEOの分析項目に沿ったページ構成

SEOでサイトを分析する場合、どういうことを調べていくかというのはある程度決まっています。

  • サイトがちゃんとクロールされてインデックスされているか?
  • キーワードは適切なものがページに入っているか?
  • サイト構造は正しくなっているか?ミラー等はないか?
  • スマホサイトに最適化されているか?
  • ペナルティを受けていないか

で、このあたりの詳細なデータはすべてSearch Consoleで取得できるんですね。
なので、メニューを上から眺めているだけでは気づかなかったポイントがこのように体系立てて見ていくと見えてくることがあります。

SEO分析のチェックリストに

実際それぞれの目次項目がSEOのチェックポイントになっています。
なので、この本のページをめくっていきつつ、調べたいサイトとSearch Consoleの画面を見比べながら問題箇所をまとめることができます。

Search Consoleからはみ出る内容も

この本の素晴らしいところは、あくまでSearch Consoleと言いながら、分析で必要な項目ならSearch Consoleの画面じゃなくても説明してくれるところです。スマホの画像サイズの話とか、Googleトレンドの話とか。なのでSearch Consoleの本というよりやはりSEOの分析本になっている気がします。

SEOに携わるなら読んどくべき

基礎的な部分から体系立てて紹介してあるため、やはりSEOに携わったり、サイトの管理者などは読んどくべき1冊かなと思います。中にはこんな簡単なのいちいち読まなくていいよ。という人もいたりしますが100項目全部クリアできるかというとかなり難しいと思います。そういう時はこの本を読みつつ、一から設定項目をチェックしていくと新たな発見があると思います。

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