SONYのテレビリモコン(RMF-JD007)を分解して洗ってみた

分解したリモコン ソニー

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ブログ王子です。今日から色々書いていきたいと思います。
5年ほど前に購入したSONYのテレビ(KDL-46NX800)。このテレビのリモコン(RMF-JD007)に息子が誤って牛乳をこぼしてしまい水没。ウェットティッシュでキレイに拭くも、数日後、悪臭が漂う状況に。仕方がないので全て分解して(バラシて)洗ってみたのでその状況を書こうと思います。

リモコンに牛乳をこぼすと大変なことに

テレビのリモコンは常にリビングに置いてあるもの。もちろんリビングのテーブルで食事をすることもしばしばあると思います。そんな時、ついついコップに袖を引っかけて。。。なんてことはたびたび起こっちゃいますよね。テーブルや食器、クロスなどが濡れる分にはいいのですが最悪の場合そこにリモコンが。。

そうなると最悪です。水分が含まれるとまずリモコンが効かなくなる。その上、コントロール不能になり、音量があがりつづける。。。なんてことも。
今回、私の家では牛乳をこぼしてしまいました。

忘れてた頃にやってくる匂い

テーブルの上はすぐにかたづけ、クロスは洗濯。リモコンは隅々までウェットティッシュで拭いてキレイに。それで一件落着。
のはずでした・・・。
が、ヤツは後からやってくる。

何気なくテレビのチャンネルを変えようとリモコンを手にした瞬間。

「くっさっっ」

遠い昔に嗅いだことのあるあの匂い。
そう、小学生の時にこぼした牛乳を拭いた雑巾をあとのあの匂いが鼻をつきさしました。

なんで人って大事なこと忘れちゃうんでしょうね。

牛乳こぼしたリモコンなんてそら臭くなりますね。
リモコンなんて隙間だらけ。
ウェットテッシュで拭いたと思っても隙間にはたんまり残ってます。
それが数日後腐ってヨーグルトの腐ったような匂いを発しだした。
とりあえず、状況回避のため、壊れてもいいと思い、リモコンを洗面所に持って行き一気に洗いました。

ダメ元で分解

洗った後は匂いは幾分ましになりましたが、もちろんリモコンは効くはずもなく。ともするとチャンネル変更のボタンが効いたまま延々チャンネルが変わり続けるなど。。新しいの買わないと仕方ないかなと思いながらもダメ元で分解してみることにしました。

リモコンの種類

今回のリモコンはSONYのテレビリモコン(RMF-JD007)です。
SONYのテレビBRAVIA(KDL-46NX800)に付属してたものです。

2010年当時のテレビに付属してたリモコンRMF-JDシリーズだとほぼ同じだと思いますので参考になると思います。

ちなみにうちの寝室のテレビBRAVIA(KDL-46NX80)KDL-32EX300のリモコン(RM-JD018)もほぼ同じなのでEXシリーズ(EX710/EX700/EX500/EX300)このあたりとか、HXシリーズ(HX920/HX820/HX720/NX720/EX72S/EX720)このあたりでも参考になるかと思います。

分解の手順

まずは表を写真に取る

リモコンを分解すると配置がわからなくなってしまうのでそれを防ぐために表側を写真に。 ま、メーカーサイトにも写真があるので大丈夫だと思いますが念のため。

裏側の電池カバーを外す

途中まではスライドで簡単に外れます。
その後はちょっと力をいれてスライドさせながら。

極細のプラスドライバーで一個づつ開ける

あとは裏側から一個づつプラスドライバーで開けていきます。
使ったプラスドライバーは極細タイプのやつ。
今なら100均でドライバー一式手にはいりますね。

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下の2つは三角のドライバー

ここで、問題が起こります。なぜか下の2つのネジを回そうとすると空回り。
穴の奥をよくよく見てみるとネジ山が何故か三角の形に。
恐らくメーカー側で簡単に分解されることを防ぐために一部こういうネジを使ってるんですね。ちなみにおもちゃではこのネジ自体、結構使われており、マクドのおもちゃとかはこのネジが多いですね。実は私もマクドのプラレールを分解するためにもってました。

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【三角ドライバーはこちら】
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【外したネジ】
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マイナスドライバーで隙間からこじ開ける

次にマイナスドライバーを使って隙間からこじ開けます。これは無理やりやると割れてしまいそうなので慎重に。
ただ、特に接着されてるわけではないので端っこからこじ開けていくとあきました。

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真ん中の接続ケーブルに注意

隙間をカパッと開けると表と裏の基盤をつなぐケーブルが。

これは気をつけないといけませんね。無理な力が入ってちぎれちゃわないように慎重に扱いましょう。
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表の基盤をはずす

表の基盤を外します。外すとボタンがバラバラ取れちゃいます。
ただ、全てバラバラではなく近いボタンはある程度つながっているので大丈夫ですね。ポチッと出っ張りにくっついてたりするのでちぎれないように一つ一つバラして行きましょう。あとで分かりましたがつける時も向きがずれてるとはまらないようにミゾがつけてあるので安心です。

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裏の基盤をはずす

ケーブルがつながっている裏の基盤を外します。
プラスドライバーで簡単に外れます。
裏基盤の向きは確認しておきましょう。ちなみに、これも小さな穴が開いており、間違った向きでははまらないので安心です。
古い機種だと気をつけたほうがいいでしょうね。

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裏ボタンのカバーをはずす

この機種は裏にも電源ボタンとフェリカボタンがついており、その裏は結構頑丈なカバーで覆われてます。
ネジではないのでマイナスドライバーで慎重に外します。プラスチックなので割れちゃわないように注意ですね。

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ようやく全てがバラバラに

これでようやく表蓋、裏フタ、基盤、ボタンが全てバラバラになりました。
見て分かる通りボタンはある程度つながってるんですね。これだとなくなったり、場所が分かんなくなることも少なく安心です。

分解したリモコン

あとは洗面所でじゃぶじゃぶ洗う

あとは洗面所でじゃぶじゃぶ洗いましょう。
もちろん、細かいパーツが多いので洗面所の栓は閉めた状態で。これで流しちゃうと苦労が水の泡ですね。。。基盤も気にせずじゃぶじゃぶやっちゃっていいと思います。

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水気をタオルでキレイに拭き取る

すべてのパーツをタオルでキレイに拭き取りましょう。
ここまで分解すると特に拭けない部分は無いのでドライヤーなどは要らないと思います。もし他の機種でドライヤーを使う場合は熱くなり過ぎないように注意しましょう。基盤のハンダが溶けちゃったりしたら最悪ですね。
今回はタオル拭き取りだけで大丈夫でした。

あとは逆の手順で組み立てる

分解出来ちゃえば組み上げるのは簡単です。
配置の向きだけは気をつけておけば大丈夫かと。

改めてスイッチオン!なのに点かない。。

ようやくリモコンを組み直して改めてスイッチオン。
と思いきや、、、テレビが点かない。。

あー、やっぱし洗っちゃうとダメかー。

まぁ、こういうことはよくありますね。
うまくいってるはずなのに。。

でも、もう一度、基本に立ち返って。

必殺「電池入れ替え!」

・・・

無事テレビに電源入りました。

洗ったら電池が弱くなるのかどうかは知りませんが、ま、とりあえず良かったなと。

これで無事牛乳水没の悪臭漂うリモコンはめでたく復活となりました。

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